第2回 大エ♡カワ展、KICHIにて開催します。

昨年12月に開催され、多くの来場者で賑わった『大エ♡カワ展 by DA.YO.NE』。
大大大好評につき、第2回目が4月23日(木)より開催されます♡
会場は、アパレル関係者やアーティストの間で利用頻度の高い、恵比寿の秘密基地こと人気のレンタルスペース『KICHI』。
今回も写真家・編集者として、原宿文化をはじめさまざまなカルチャーを牽引してきたヨネちゃんこと米原康正(+DA.YO.NE)氏をキュレーターに迎え、13名のアーティストが参加。。
もちろん展示作品は購入可能なので、気になる方はぜひ会場まで。
ちなみに初日となる4月23日(木)の19:00から21:00までは、会場内にてレセプションパーティーも開催しているので、そちらの方もお見逃しなく。
【エロカワとは?】
2004年、雑誌『S Cawaii!』の副編集長だった国場氏が「エロカワ」という言葉を考案、誌面で展開した。「エロくてかわいい」。それまで分けて考えられていた二つの感覚を重ね合わせることで、当時のギャルたちの生き方や美意識をまるごと表すキーワードとなった。それまで「エロ」は主に男性の視線から語られていたが、「エロカワ」は女性が自分の身体や欲望を主体的に表現するための言葉だった。露出や濃いメイクも「誰かのために」ではなく「自分が可愛いと思うからやる」。その開き直りの強さが、当時のギャル文化と共鳴し、大きなムーブメントを生み出した。
【参加アーティスト】
Alice d’Apolito
AMI OTSUKA
ANI
Ann O
HONNE
KILA MIDORI
KitKat
NAPOYAN
夏目らん
Rockin’Jelly Bean
齋藤玉葵
田中秀幸
YOZO KELENMI
「大エ♡カワ展」ステートメント
1960年代、エロティシズムは社会に対する反抗の表現だった。でもその多くは男性の視点から語られ、やがて市場に取り込まれて、ただ消費されるものになっていった。2004年、雑誌『S Cawaii!』の副編集長だった国場氏が「エロカワ」という言葉を考案した。「エロくてかわいい」というこの言葉は、それまで男性の視線で語られがちだったエロを、女性たちが自分の感覚で表現し直すための新しい言葉だった。肌を見せることも、メイクをすることも、誰かのためではなく、自分がかわいいと思うからやる。「エロカワ」は、そんな主体的な感覚から生まれた表現だった。しかし今、「エロ」という言葉そのものがSNSやプラットフォームの中で制限され、文脈とは関係なく見えなくされることが増えている。身体や感覚を語る言葉は、少しずつ管理されはじめている。だからこそ、もう一度「エロカワ」という言葉を取り戻したいと思った。今回、展示タイトルの表記を「大エロカワ展」から「大エ♡カワ展」へと変更した。これは単なる言い換えではない。「エロ」という言葉だけに過剰に反応するアルゴリズム的な検閲の存在を可視化するための、小さな挑戦である。言葉が制限されるとき、身体の語り方もまた制限される。だから僕たちは、言葉そのものの形を少しだけずらすことで、その管理の仕組みを逆に浮かび上がらせようとしている。「大エ♡カワ展」は、13人のアーティストそれぞれの表現を通して、身体や感覚を自分たちの言葉で語り直すための展示である。エロティシズムは消費のためのものではなく、自分自身の感覚を取り戻すための表現なのだ。
キャレーター 米原康正
ーーー
会場:Galley KICHI
渋谷区恵比寿南2-8-2 キョウデンビル3F
会期:4月23日(木)〜4月30日(木)
