KICHIにて『大エロカワ展』開催中です

HEYUSEにて、ご利用度が高い恵比寿の秘密基地こと『KICHI』にて、ただいま『大エロカワ展 by +DA.YO.NE.』が開催中です。

本展は、写真家・編集者として多くのカルチャーを牽引してきた米原康正（＋DA.YO.NE）氏をキュレーターに迎え、12名のアーティストがそれぞれの独自の視点から「エロカワ」を掘り起こすグループ展。

“エロカワ”とは、2000年代初頭に女性たちの側から生まれた、「自分の身体や欲望を自分自身の言葉で語り直す」ためのキーワード。 かつて男性中心だったエロティシズム４の価値観を脱構築し、女性の感覚を中心に据え直す文化的なムーブメントでした。その言葉が持っていた可能性を2020年代の文脈で再び呼び起こし、“体制や市場に回収れないエロティシズム”をそれぞれの作品を通じて提示しています。

12月21日（日）が最終日となっているので、お時間がある方は是非足を運んでくださいませ。

【エロカワとは？】
2004年、雑誌『S Cawaii!』の副編集長だった国場氏が「エロカワ」という言葉を考案、誌面で展開した。「エロくてかわいい」。それまで分けて考えられていた二つの感覚を重ね合わせることで、当時のギャルたちの生き方や美意識をまるごと表すキーワードとなった。それまで「エロ」は主に男性の視線から語られていたが、「エロカワ」は女性が自分の身体や欲望を主体的に表現するための言葉だった。露出や濃いメイクも「誰かのために」ではなく「自分が可愛いと思うからやる」。その開き直りの強さが、当時のギャル文化と共鳴し、大きなムーブメントを生み出した。

【参加アーティスト】（順不動）
宇都宮なお
YOZO KELENMI
才東ヒャッカ
Alice d’Apolito / アリチェ・ダポリト
齋藤玉葵　
波磨茜也香
Rockin’jelly Bean
KUUA_ART
GEORGE BAYER
Ann O
斎藤亮輔
○horomi