SPACE GUIDE

スペースの探し方

2026.08.20

最終更新 2026.08.21

イベント・展示

【東京】クラブ・DJバー・キャバクラを貸切できるスペース12選|撮影・イベント・パーティーに

東京のクラブ・DJバー・キャバクラ12件の写真を並べたアイキャッチ画像

渋谷の地下、扉を抜けると照明が落ちます。DJブースの向こうに、昼とは違う顔をした空間が広がっています。

クラブやDJバー、キャバクラの貸切には、パーティーだけでなく撮影の需要があります。MVのワンシーン、ドラマの夜の場面、ブランドのルックブック。作り込まれた照明と音響を、そのまま画にできるからです。ただ、一般的なレンタルスペースの検索ではこうした空間はあまり出てきません。営業している店舗であり、貸出のために作られた施設ではないためです。

HEYUSEでは東京と京都にクラブ・DJバー・ラウンジ・キャバクラを16件掲載しています。この記事では、そのうち東京の12件をエリア別に紹介します。あわせて、借りる前に確認しておきたい点もまとめました。

この記事で紹介するのは、HEYUSEに掲載されているクラブ・DJバー・ラウンジ・キャバクラのうち、東京都内にあり、貸切での撮影またはイベント利用を受け付けている12件です。京都の掲載分と、貸切の受け入れがないスペースは含めていません。料金は1時間¥13,200から1日¥220,000まで、収容人数は約30名から最大450名までの幅があります。

東京のクラブ・DJバー・キャバクラ12スペースの比較

料金の単位はスペースごとに違います。1時間あたりの料金と3時間あたりの料金を並べて比べると判断を誤るため、単位を分けて並べました。

スペースエリア料金単位収容人数
RED BAR渋谷区渋谷¥33,0001時間約30名
DJ BAR OATH渋谷区道玄坂¥33,0001時間80名
黒蜥蜴渋谷区渋谷¥44,0001時間約50名
SOAK渋谷区神宮前¥55,000〜1時間100名
東間屋渋谷区道玄坂¥82,5003時間約70名
HVEN目黒区中目黒¥38,5001時間最大450名
dining&bar KITSUNE渋谷区東¥22,0001時間最大400名
イベントホール レジェンド愛新宿区歌舞伎町¥33,0001時間60名
RAISE中央区銀座¥132,0001時間約350名
ACERO LOUNGE 7F港区六本木¥220,0001日約50名
Red Dragon港区六本木¥66,0001時間約30名
&rumble世田谷区北沢¥13,2001時間立食50名

多くのスペースには最低利用時間があり、搬入から搬出までが利用時間に含まれます。表の料金は最低利用時間分の総額ではありません。

クラブ・DJバー・キャバクラを貸切で借りるときに確認したい4つのこと

音を出せる時間帯と条件

最初に確認したいのは、いつ使えるかです。営業している店舗のため、利用できる時間帯が営業時間の外に限られることがあります。

たとえば『RED BAR』の利用可能時間は、平日6:00〜19:00、土日祝11:00〜19:00です。夜のシーンを撮る場合も、実際の撮影は日中になります。窓のない地下空間であれば、時間帯は画に影響しません。夜間の利用を希望する場合は、事前に相談が必要です。

商用撮影が可能か

同じ「貸切」でも、個人の撮影と商用撮影では条件が変わります。CM、MV、ドラマ、雑誌といった商用利用は、料金プランが別に設定されていることがあります。

『HVEN』のように、撮影・展示の時間貸しとは別に、スタッフ対応やメニュー提供を含むイベント利用のプランを分けているスペースもあります。用途を最初に伝えると、話が早く進みます。

料金の単位と最低利用時間

料金は時間貸しと日貸しがあり、単位がスペースごとに違います。比較するときは単位を揃えてください。

  • 『RAISE』は1時間¥132,000
  • 『ACERO LOUNGE 7F』は1日¥220,000
  • 『東間屋』は3時間¥82,500

多くのスペースには最低利用時間が設定されており、搬入から搬出までが利用時間に含まれます。『RED BAR』の最低利用時間は3時間で、機材の出し入れもこの中に入ります。実働2時間の撮影でも、押さえる枠は3時間以上になります。

下見ができるか

夜の空間は、写真と実際の印象が変わりやすい場所です。照明を落としたときの色の出方や、カメラを引ける距離は、行ってみないと分かりません。

下見の条件もスペースごとに異なります。『RED BAR』は初回無料で、正式契約前の2回目以降は1回¥11,000、契約後は回数制限なく無料です。ロケハンを重ねる予定があるなら、この条件は先に確認しておくと安心です。

【渋谷・表参道】クラブ・DJバーを貸切できるスペース

1. RED BAR(渋谷)

渋谷のミュージックバー『RED BAR』の深紅のフロアとシャンデリア
  • エリア:渋谷区渋谷
  • 料金:¥33,000(1時間あたり)
  • 広さ:33平米、収容約30名(着席約20名)

深紅の壁を、無数のシャンデリアが埋め尽くしています。2003年に宮益坂で生まれ、14年分の夜を見届けてから青山学院大学の近くへ移った店です。宮益坂時代のヴィンテージシャンデリアが、そのまま今の空間にも並んでいます。DJブースからフロア全体を見渡せる構成で、引きも寄りも撮れます。同じ建物の地下には『AOYAMA TUNNEL』があり、あわせて使うこともできます。


2. DJ BAR OATH(道玄坂)

道玄坂の地下にあるDJバー『DJ BAR OATH』のフロア
  • エリア:渋谷区道玄坂
  • 料金:¥33,000(1時間あたり)
  • 広さ:80平米、収容80名(着席40名)

道玄坂の地下。2005年に宮益坂で生まれ、2019年に現在の場所へ移りました。2026年春のリニューアルで、夜の濃密な空気はそのままに装いを新しくしています。シャンデリア、大型ミラーボール、アンティークミラー、重厚なレザーソファ。要素を並べると多く聞こえますが、地下では不思議と落ち着いて見えます。撮影のほか、展示会やポップアップにも対応しています。


3. 黒蜥蜴(表参道)

青山のミュージックバー『黒蜥蜴』の店内
  • エリア:渋谷区渋谷
  • 料金:¥44,000(1時間あたり)
  • 広さ:98.2平米、収容約50名(着席約30名)

2026年3月、青山学院大学の側にオープンしたミュージックバーです。『RED BAR』『AOYAMA TUNNEL』『OATH』と同じ系譜にあり、一部の照明や装飾は宮益坂時代の『RED BAR』で実際に使われていたものを引き継いでいます。トカゲをモチーフにしたソファ、黒い一枚板のバーカウンター、アンティークの家具。鏡が多く、映り込みを計算した画作りができます。


4. SOAK(神宮前)

MIYASHITA PARK最上階のレストラン&バー『SOAK』の店内
  • エリア:渋谷区神宮前
  • 料金:¥55,000〜(1時間あたり)
  • 広さ:122平米、収容100名

MIYASHITA PARKの最上階にあるレストラン&バーです。「水」をテーマにした近未来的なデザインで、天井一面には複合曲面のミラーボールが並びます。屋外にはルーフトップテラス『OYU TERRACE』を併設し、渋谷の街並みを見渡せます。屋内の劇場的な空間と、屋外の開放感を1か所で撮り分けられるのが特徴です。


5. 東間屋(道玄坂)

Spotify O-EAST内のDJバー『東間屋』の店内
  • エリア:渋谷区道玄坂
  • 料金:¥82,500(3時間あたり)
  • 広さ:96平米、収容約70名

渋谷の中心、Spotify O-EAST内にあるDJバーです。内装デザインはtoeの山嵜廣和氏、店内を彩るアート作品は柏原晋平氏が手がけています。料金が3時間単位で設定されているため、短時間の撮影より、腰を据えた収録やイベントに向きます。利用は20名以上からです。

【中目黒・恵比寿】大型のイベントに対応できるスペース

6. HVEN(中目黒)

中目黒の高架下にある多目的カルチャースペース『HVEN』
  • エリア:目黒区中目黒
  • 料金:¥38,500(1時間あたり)
  • 広さ:230平米、収容最大450名

中目黒の高架下。地上と地下の境界にいるような空間設計を持つ多目的カルチャースペースです。無機質なコンクリートと、温度を感じる素材が共存しています。アートギャラリーのような広がりがあり、レイアウトの自由度も高い場所です。Funktion-One、DJ機材、VJモニターを備えています。展示やポップアップ、ローンチイベントにも使われています。


7. dining&bar KITSUNE(恵比寿)

地下565平米のエンターテインメント空間『dining&bar KITSUNE』
  • エリア:渋谷区東
  • 料金:¥22,000(1時間あたり)
  • 広さ:565平米、収容最大400名

地下に広がる565平米。趣の異なる6つのエリアと、360度のアイランドカウンターを備えています。¥22,000/1時間、日貸しは音響、照明、映像がそろっており、規模のわりに時間単価が抑えられているのが特徴です。大人数のシーンを撮る場合の候補になります。

【新宿・銀座】装飾の作り込まれた大型クラブ

8. イベントホール レジェンド愛(歌舞伎町)

歌舞伎町のイベントホール『レジェンド愛』の金色の内装
  • エリア:新宿区歌舞伎町
  • 料金:¥33,000(1時間あたり)
  • 広さ:141平米、収容60名(着席40名)

見渡す限り金色です。総工費は数億円とも言われ、ゴールドのライオン、噴水、シャンデリアが並びます。什器を動かせるため、レイアウトを変えた演出もできます。歌舞伎町という立地も含めて、ほかで代えの利かない画になります。


9. RAISE(銀座)

銀座の大型クラブ『RAISE』のメインフロア
  • エリア:中央区銀座
  • 料金:¥132,000(1時間あたり)
  • 広さ:約740平米、天井高27メートル、収容約350名(席数160席)

ブラックとゴールドを基調とした大型クラブです。メインフロアに加えて、コンセプトの異なる3つのバーとVIP・VVIPシートを備えています。ガラス張りで、天井高は27メートル。最新のLED演出とプロ仕様のDJブースがあり、撮影のほか企業イベントや取材にも対応しています。有楽町駅から徒歩4分です。

【六本木】ラウンジ・キャバクラ型のナイトスペース

10. ACERO LOUNGE 7F(六本木)

六本木のラウンジ『ACERO LOUNGE』7階フロアのVIPルーム
  • エリア:港区六本木
  • 料金:¥220,000(1日あたり)
  • 広さ:139平米、収容約50名

色気、落ち着き、静寂、モダン。ナイトシーンの撮影で求められる要素がひととおりそろっています。7階フロアには5つのVIPルームがあり、それぞれ違う表情を持っています。このスペースは日貸しのみで、時間貸しの設定がありません。1日かけて複数カットを撮る想定に向きます。


11. Red Dragon(六本木)

六本木のキャバクラ『Red Dragon』のゴージャスな内装の店内
  • エリア:港区六本木
  • 料金:¥66,000(1時間あたり)
  • 広さ:150平米、収容約30名

六本木のキャバクラです。ポップな意匠とゴージャスな内装が同居し、どこを切り取っても画になります。150平米、収容約30名。用途はスチール、ムービー、ロケに限られ、イベントでの貸切は受け付けていません。条件によっては女性キャストの手配も相談できます。夜の場面を作り込む撮影に向きます。

【下北沢】小規模・低予算で借りられるバー

12. &rumble(下北沢)

下北沢のアミューズメントバー『&rumble』のカウンター
  • エリア:世田谷区北沢
  • 料金:¥13,200(1時間あたり)
  • 広さ:76平米、立食50名

下北沢駅から徒歩5分のアミューズメントバーです。コンクリートの壁と床に、天井や什器の木材を組み合わせたインダストリアルなデザインで、大型のL字カウンターがあります。今回紹介した12件のなかで最も時間単価が低く、店舗営業時間内と時間外で料金が分かれています。小規模な撮影や、予算を抑えたイベントの候補になります。

用途別の選び方

MV・映像作品の撮影で使う場合

確認するのは、機材の搬入経路、電源、引きの距離の3点です。地下の空間は搬入に階段を使うことが多く、大型機材があるなら事前に確認してください。天井高は画の抜けに直結します。『RAISE』の27メートルは例外的ですが、クレーンやドローンを使う場合は候補になります。

貸切イベント・パーティーで使う場合

収容人数と、ドリンクの提供可否で絞り込めます。『dining&bar KITSUNE』は20名から400名まで幅があり、規模が読めない段階でも相談しやすい部類です。一方で『RED BAR』のようにドリンク提供を原則行っていないスペースもあります。飲食を伴うなら、最初に確認してください。

配信・収録で使う場合

音の回り込みと、回線を確認します。地下空間は外部の音が入りにくい反面、内部の反響が強く出ることがあります。『東間屋』のように3時間単位で借りられるスペースは、セッティングに時間を取れるため配信向きです。

よくある質問

クラブの貸切は何名から利用できますか

スペースによって異なります。『dining&bar KITSUNE』は20名から、『東間屋』も20名以上からの利用です。人数の下限を設けていないスペースもあるため、少人数の撮影であれば個別に確認してください。

音を出さない撮影でも借りられますか

借りられます。今回紹介した12件はいずれもスチールまたはムービーの撮影に対応しています。音を出さない場合、近隣への配慮が不要になるぶん、利用できる時間帯の幅が広がることもあります。

飲食の持ち込みはできますか

スペースごとに条件が異なります。『RED BAR』はドリンクの提供を原則行っておらず、希望する場合は事前相談となります。ケータリングの可否とあわせて、予約前に確認してください。

当日に下見はできますか

事前の下見を受け付けているスペースが多く、初回を無料としているところもあります。ただし当日枠の空き状況によるため、日程には余裕を持って相談してください。

深夜の利用はできますか

営業している店舗のため、営業時間との兼ね合いで決まります。日中のみの受付としているスペースもあります。窓のない地下空間であれば、日中の撮影でも夜のシーンを作れます。

まとめ

クラブやDJバー、キャバクラは、照明と装飾が作り込まれた状態で借りられる数少ない空間です。一方で、営業している店舗であるがゆえに、利用時間や飲食の条件が施設型のレンタルスペースとは違います。料金の単位、最低利用時間、下見の条件。この3つを最初に確認しておけば、話は早く進みます。

今回紹介した12件を含め、HEYUSEではクラブ・DJバー・ラウンジ・キャバクラを16件掲載しています。